犬用ワクチンの不具合に伴う自主回収と、それに対する当院の対応についてのお知らせ
2016年11月初旬に「株式会社微生物科学研究所」で製造された犬用のワクチンが製造工程の不具合により自主回収となりました。当院でも該当のロットのワクチンを使用しており、該当するワクチンはすべて返品しましたが、その後回収の原因となった不具合の内容などはまったく知らされず、これまで飼い主様への説明、連絡をすることができませんでした。納品元の薬品卸を通じ何度も説明を求めてきた結果、1月23日にようやくメーカーから連絡があり、本来実施すべきワクチンの効果を確認する試験を一部省略したため、ワクチンが十分な効果を持つか確認ができないとのことでした。製造そのものには問題がないため、健康被害などのおそれはないとのことです。
このことから、該当ワクチンは接種しても、病原体に対して十分な効果が得られるか不明であるため、当院では該当のワクチンを接種した飼い主様へ順番にご連絡差し上げ、無料にて同等のワクチンを接種することといたしました。本来すぐにご連絡差し上げるべきところ、対応が遅くなり大変申し訳ありませんでした。繰り返しになりますが、今回の件で健康被害などのおそれはないとのことです。よろしくお願いいたします。
下記のワクチン証明書をお持ちの方が対象となります。
また、他の動物病院のホームページですが、今回の件についてよくまとまっていますのでご興味のある方はご覧ください
http://dogcatash.blog.fc2.com/blog-entry-116.html
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